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Google、ストリートビューで“史上最大規模の”アップデート
Googleが、ストリートビューの画像を世界の25万マイルの道路で新しくし、カバー地域を拡大し、「スペシャルコレクション」も増やした。ストリートビューは現在、iOS 6のブラウザで表示するGoogle Mapsでも表示できる。
米Googleは10月11日(現地時間)、Googleマップのストリートビューに、“Googleマップ史上最大規模の”アップデートを実施したと発表した。
世界の25万マイル(約40万2300キロ)以上の道路のストリートビューをアップデートし、カバー地域を増やし、世界遺産や観光地などを仮想散歩できる「スペシャルコレクション」を多数追加したという。
カバー地域が増えたのは、シンガポール、マカオ、スウェーデン、米国、タイ、台湾、イタリア、英国、デンマーク、ノルウェー、カナダ。スペシャルコレクションは日本、スペイン、フランスなど数カ国で追加した。
Googleは、米AppleがiOS 6のマップアプリでGoogle Mapsのエンジンを採用しないと発表したころから、Googleマップの新機能を従来より頻繁に発表している。iOS 6のマップアプリはリリース直後から正確な地名が表示されないなどの不具合が多く、ティム・クックCEOは代替ツールとしてWeb版のGoogle Mapsやサードパーティー製アプリをユーザーに推奨した。
iOS 6では、10月初頭からWebブラウザ版のGoogle Mapsでストリートビューを表示できるようになっている。
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