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漫画家との飲み会も 「JコミFANディング」正式スタート
漫画家を支援する「JコミFANディング」が正式スタート。DRMフリーの漫画データと独自の特典を組み合わせ、少数のファン向けに比較的高額で販売し、創作資金などにあててもらう。
漫画家の赤松健さんが社長を務めるJコミは、漫画家支援ビジネス「JコミFANディング」を、12月22日から正式スタートする。DRMフリーの漫画データと独自の特典を組み合わせ、少数のファン向けに比較的高額で販売。漫画家の創作資金などにあててもらう仕組みだ。
9月に2100円のプランを試験販売したところすぐに売り切れたため、正式版では3000〜2万円のプランを、1カ月間販売。「パッと見で高額な商品を、長い陳列期間を経て販売する」という方針に変更した。
プランは、(1)漫画データのみ3000円、(2)漫画データと著者直筆サインはがきで8000円、(3)漫画データと漫画家との飲み会で2万円(飲み代もファン負担)――などで、作家が好みのプランを組み合わせて提供する。
第1陣の漫画家は出口竜正、内田美奈子、松田未来、八神健、凡天太郎、がぁさんの6氏。22日正午から受け付ける。支払いはクレジットカード(Visa、Master)のほか、ビットキャッシュとVプリカに対応する。
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