Windows Phoneアプリ、1年で7万5000本公開 ダウンロードは1人当たり平均54本
10月30日の「Windows Phone SDK 8.0」のリリースから1カ月で、アプリ開発者の月間売上高は40%増加した。
米Microsoftは12月26日(現地時間)、Windows Phoneの今年1年を振り返る公式ブログで、2012年に7万5000本のWindows Phoneアプリが公開されたと発表した。アップデートされたアプリは30万本という。
MicrosoftはWindows Phone向けアプリストアを9月に「Windows Phone Store」と改称し、初のWindows Phone 8搭載端末の発売直前の10月30日に「Windows Phone SDK 8.0」をリリースした。
Windows Phoneユーザー1人当たりの平均アプリダウンロード数は54本。2年前にWindows Phone 7を発売した当初から大きく伸びたという。Windows Phone SDK 8.0のリリースから1カ月で、開発者の1カ月当たりの売上高は40%増加した。有料アプリの購入やアプリ内購入の決済方法にPayPalやAlipay、通信キャリアを利用できるようにしたことが奏功したという。
Windows Phoneのアプリストアの提供地域は2012年初頭の35地域から191地域へと、5倍以上に拡大した。
Windows Phone 8端末は、日本ではまだ発売されていない。11月にMicrosoftのWindows Phoneサイトがリニューアルされた際にWindows Phone 8の情報が追加され、日本でも間もなく発売かとみられたが、12月には消えてしまった。日本での発売について、Microsoftは「未定」としている。
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