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往年の「ポケコン」がiOSアプリで復活 BASICをポチポチ打てる

往年の「ポケットコンピュータ」(ポケコン)を再現したiOSアプリ「DPC-100」を、「KORG M01」などを手がけたDETUNEがリリースした。iPhoneのマルチタッチディスプレイなどにアクセスできる夢のポケコンだ。

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 DETUNEは1月20日、往年の「ポケットコンピュータ」(ポケコン)を再現したiOSアプリ「DPC-100」をApp Storeでリリースした。BASICでプログラムを作成して楽しめる。通常価格は850円(1月27日までは特別価格500円)。

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画面デザインは往年のポケコンを思わせる。ディスプレイは1行

 関数電卓が大幅にパワーアップした形で1980年代前半に登場したポケコン。シャープとカシオ計算機の製品がよく知られ、ドットマトリクスディスプレイと電卓的なキーボードを使い、BASICを打ち込みながらプログラミングの基礎を学べるモバイルコンピュータだった。学術計算からゲームまでさまざまな用途のプログラムが開発されていた。

 アプリ「DPC-100」では当時のポケコンに搭載されたBASICの主要命令と豊富な関数を備え、数式の直接入力も可能。さらにマルチタッチ対応ディスプレイや加速度センサーなど、iOSの機能にもアクセスできるようになっている。ネットを介した自作プログラムの交換も可能だ。

 BASICのリファレンスマニュアルもサイトに用意されている。

 DETUNEはニンテンドーDS用シンセサイザーソフト「KORG M01」やiPad用シンセサイザー「KORG iMS-20」「iYM2151」などを手がけてきた。DPC-100ではPSG音源3音の演奏が可能になっている。

 今春には同アプリの自作プログラムをユーザーが発表して交流できるイベントを都内で開催する予定。

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