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気象協会、PM2.5分布予測地図をWeb公開
気象協会がPM2.5の分布予測をWeb公開。日本を含む東アジアを対象に、独自に割り出したPM2.5の3時間ごとの分布予測を3日先まで提供。地図上で色分けして表示する。
日本気象協会は3月22日、天気のポータルサイト「tenki.jp」で、微小粒子状物質「PM2.5」の分布予測の公開を始めた。日本を含む東アジアを対象に、独自に割り出したPM2.5の3時間ごとの分布予測を3日先まで提供。地図上で色分けして表示する。
PC版とスマートフォン版のサイトを用意。濃度は7ランクに分けて表示しており、地図上でオレンジ色に近いほどPM2.5の濃度が高く、白色に近づくほど濃度が低い傾向を示している。
独自の気象予測モデル「SYNFOS」と、米国環境保護庁(EPA)が中心となって開発を進めている化学輸送モデル「CMAQ」を組み合わせたシステムに、東アジアの大気汚染物質排出量の推計データを入力し、PM2.5の分布推移を解析して予測を立てている。
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