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Google Playの映画で顔認識に基づく情報カード表示が可能に まずは米国で
Google Playの映画視聴集に一時停止するとその映画の情報が表示され、俳優の顔をタップするとその俳優のプロフィールが確認できる機能が、米国のAndroid 4.0搭載タブレットで利用できるようになった。
米Googleは3月27日(現地時間)、Google Playで購入した映画やテレビ番組の閲覧中にその映画の情報を表示するサービスを米国で開始したと発表した。今後提供地域および対応する映画を拡大していくという。なお、対応するのはAndroid 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)以上を搭載するタブレットのみ。
映画視聴中に一時停止すると、その映画に関する情報カードが表示される。一時停止画面上で俳優の顔をタップすると、顔認識機能によってその俳優の情報カードが表示される。
このサービスは、Googleが昨年5月に発表した「Knowledge Graph」のデータを利用している。
映画の情報表示サービスとしては、米Amazon.comが昨年9月に発表した「X-Ray」が先行する。こちらの情報は、Amazon傘下の映画情報データベースサイトInternet Movie Database(IMDb)のデータに基づいている。この機能が利用できるのは、Kindle Fire HDのみだ。
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