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「KORG M01D」登場、3DSでパワーアップ SDカードにセーブ・MIDIデータ出力可能に
往年のデジタルシンセを再現した3DSソフト「KORG M01D」が登場。同時発音数など、DS版からパワーアップしている。
DETUNEは4月10日、コルグと共同開発したニンテンドー3DS向けダウンロード専用音楽ソフト「KORG M01D」を5月にリリースすると発表した。ニンテンドーDS向けに発売した「KORG M01」をパワーアップ。ネット経由でのソングデータの交換などが可能になっている。価格は3000円。
コルグが1988年に発売したデジタルシンセサイザーの名機「KORG M1」をモデルにした音楽ソフト。DSソフト「KORG M01」では80年代を彩ったM1の全音色など300種類以上の音色を搭載し、タッチペンを使って曲作りを楽しめた(昨年12月に生産完了)。
「KORG M01D」は3DS用に最適化した新ソフト。最大発音数は24音とM01から倍増する上、ネットやすれ違い通信を活用してユーザー間のソングデータ交換が可能に。また3DSのSDメモリーカードにソングデータとMIDIデータのセーブが可能になり、「プロのアイデアスケッチ用ソフトとしても十分に活用できる」としている。
KORG M1の全PCM波形データなど342音色や、8トラックシーケンサーなど、KORG M01の全機能も継承している。
M01は国内限定販売だったが、M01Dは夏ごろに海外販売も予定している。
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