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Microsoft、インターネットTVサービス「MSN TV」を終了へ
Microsoftが1997年から提供してきたインターネットTVサービス「MSN TV」を9月30日に終了する。
米Microsoftは7月6日(現地時間)、1997年から提供しているインターネットTVサービス「MSN TV」を9月30日に終了すると発表した。
MSN TV(旧WebTV)は、Microsoftが1997年に買収した米WebTV Networksの技術を使って同年12月に提供を開始したインターネットTVサービス。専用のSTB(セットトップボックス)をテレビに接続することでインターネットを利用するサービスのはしりだった。日本でも一時期サービスを提供し(2002年3月に終了)、2001年にサービス名をWebTVからMSN TVに改称した。
ユーザー向けのFAQページによると、近年Webは驚異的な速度で発展し、インターネットに接続する多数の新しい方法が選べるようになったため、MSN TVの終了を決定したという。
Microsoftは昨年5月、「Xbox」を同社の総合的なエンターテインメントサービスブランドと位置付けると発表。今年のホリデーシーズンに発売される次期ゲームコンソール「Xbox One」では、インターネットTV機能を含むさまざまなコンテンツやエンターテインメント機能が強化される。
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