LINEは7月17日、福岡市博多区に自社ビルを建設すると発表した。2015年の完成を目指す。国内第2の拠点として、アジア地域へのアクセスの良さを生かしてグローバル展開を加速させるとしている。
博多駅前に来年1月に着工し、地上11階・地下2階で約1000人が入居予定。メッセンジャーアプリ「LINE」とその周辺サービスの開発などを行う拠点として、九州を中心に西日本の人材確保を進めていく。
容積率などを緩和する福岡市の都心部機能更新型総合設計制度を活用し、低層階に一般市民が自由に利用できる図書館などの公共施設設置を予定。敷地内の図書館と隣接する公園向けに無料Wi-Fiを提供し、「近隣施設・住民との共生を図り、周辺地域の振興を支援する」としている。
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