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Google Cloud Storageに自動削除や高速アップロード機能が追加
Googleの企業向けクラウドストレージ「Google Cloud Storage」に、競合するAWSのS3と同様の自動データ削除機能の他、2つの新機能が加わった。
米Googleは7月22日(現地時間)、企業向けクラウドストレージ「Google Cloud Storage」に3つの新機能を追加したと発表した。
自動ファイル削除機能「Object Lifecycle Management」
Object Lifecycle Managementは、あらかじめ設定したポリシーに従って、Cloud Storage上の任意のファイルを自動削除する機能。例えば、「365日以上前のファイルを削除」や「直近の3バージョンを残して他のファイルを削除」などのポリシーを設定できる。これらの操作はアクセスログに記録される。
RDAデータをCompute Engineと同じリージョンに置ける「Regional Buckets」
Regional Bucketsは、「Durable Reduced Availability(DRA)」ストレージが対象のサービス。DRAのデータを、ユーザーが利用するGoogle Compute Engineのインスタンスと同じリージョンに保存できる。これにより、レイテンシを削減できる。
「gsutil」の新版でアップロード高速化
「gsutil」のバージョンが3.34になり、大量のオブジェクトを自動的に高いスループットで並行してアップロードできるようになった。詳細はこちら。
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