Googleマップの新コミュニティー「View(ビュー)」──パノラマ写真を世界に公開
Android 4.2以降に搭載の「Photo Sphere」で撮影した360度パノラマ写真を端末から直接Google Maps Viewに投稿し、世界に向けて公開できる。
米Googleは7月30日(現地時間)、ユーザーが撮影した360度パノラマ写真をGoogleマップで公開するコミュニティーサイト「View(ビュー)」を公開した。
ビューに投稿できるのは、ジオタグ付きの360度パノラマ写真のみだ。Android 4.2以降のカメラに搭載されている「Photo Sphere」で撮影した写真を直接投稿できる他、デジタル一眼レフカメラで撮影した写真でパノラマ写真を合成し、Google+のギャラリー経由で投稿することも可能だ。
ビューページ右上の「ログイン」でログインし、隣の青いカメラアイコンをタップするとGoogle+のフォトギャラリーが開いて投稿したいパノラマ写真を選択できる(ジオタグ付きパノラマ写真以外は選択できなくなっている)。既に日本語のヘルプページに投稿方法の説明が掲載されている。
投稿した写真はビューのWebサイト上で公開される他、新しいGoogleマップ上でも閲覧できる。
ビューページでは地名でパノラマ写真を探すこともでき、気に入った写真を撮影したカメラマンのプロフィールを表示することもできる。
ビューはストリートビューギャラリーを包含しており、メニューからストリートビューコレクションにアクセスできる他、例えば富士山を検索すると、先日公開された富士山のストリートビューが表示される。
Googleマップには2009年からPanoramioにより、ユーザーが投稿した写真が表示されるようになっている。また、Google Map Maker(日本は非対応)でユーザーが地図の改善に協力することも可能だ。さらに最近、トレッカーの貸し出しも始まっており、ユーザーは様々な形でGoogleマップに参加できるようになってきている。
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