ニュース
「FF14」混雑でログイン制限続く 無料期間延長、10時間のメンテナンスで改善へ
想定以上の人気でログイン制限が続いているFF14で、同時ログイン数の上限拡大に向けた10時間にわたるメンテナンスがスタートした。無料期間の延長も行う。
スクウェア・エニックスは、想定以上の利用でログイン制限が続いているWindows/プレイステーション 3(PS3)用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(FF14)で、同時ログイン数の上限拡大に向けた10時間にわたるメンテナンスを9月4日朝からスタートした。プレイヤーへのおわびとして、無料期間を7日間延長することも発表した。
メンテナンスは午前9時にスタートし、午後7時に終了する予定。新規ワールドの追加や、パーティを自動編成する機能「コンテンツファインダー」の負荷分散のための処理を実施し、全ワールドで同時ログイン数上限を拡大できる見込みとしている。
FF14は、発売翌日の時点で同時接続者数18万7000人を記録するなど当初の想定を大きく上回るプレイヤーが殺到。サーバの許容量を超え、新規キャラクター作成制限やログイン制限を実施する状況が続いていた。
ソフト購入済みのユーザーのログインを優先するため、8月28日からはソフトのダウンロード販売を中断。9月2日ごろまでに再開する予定だったが、9月4日午後4時時点で、公式通販サイトでのダウンロード販売は行われていない。
同社は「想定を上回るご好評をいだだきながら、プレイ時間等に制限がかかる結果となってしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪。今後もサービスの状況をみて、必要なサポートなどを検討していくという。
関連記事
- 「FF14」人気集中でダウンロード販売中断 同時接続20万に迫る
27日に正式スタートした「FF14」。利用が集中してサーバの収容人数を超える見通しとなり、ダウンロード版の販売をいったん中断した。同時接続数は20万に迫っている。 - 「FFへの信頼、取り戻す」──「ファイナルファンタジーXIV」作り直しで再起動 スマホ連携、4K対応も
新生「ファイナルファンタジーXIV」の正式サービスがスタート。不具合が多発した旧作から一新。比較的低スペックのマシンでも遊べ、スマートフォン連携機能も用意するなどゲーム環境の変化に対応させた。 - 「ファイナルファンタジーXIV」、開発体制刷新 和田社長が謝罪「もう過去の繰り返しはできない」
ユーザーからの不満が相次いでいたFFXIVについて、スク・エニ和田社長がユーザー向けに謝罪。田中プロデューサーが降板するなど開発体制を刷新し、サービス品質向上を誓う異例の事態に。 - 「ファイナルファンタジーXIV」オープンβ、「致命的な不具合」で延期
「ファイナルファンタジーXIV」のオープンβテストが「致命的な不具合が発覚したため」延期に。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.