「Xperia Z1」発表 「Gレンズ」&2070万画素カメラ「ソニーの総合力結集」
ソニーがスマートフォンのフラッグシップ機「Xperia Z1」を今秋以降発売。「Gレンズ」を冠した広角レンズと有効2070万画素CMOSセンサーによるカメラを搭載する。
ソニーモバイルコミュニケーションズは9月4日、Androidスマートフォンのフラッグシップ機「Xperia Z1」を今秋以降、日本を含む世界で発売すると発表した。ソニーのカメラレンズブランド「Gレンズ」を冠した広角レンズと有効2070万画素CMOSセンサーによるカメラを搭載するなど、「ソニーの総合力を結集」した。
カメラ部は1/2.3インチ有効2070万画素のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」と、35ミリ換算で27ミリ相当・F2.0の「Gレンズ」、画像処理エンジンBIONZ for mobileを搭載する。明るいレンズでブレを抑えて撮影できる上、暗所でもノイズを低減。解像感を保ったまま3倍まで拡大できる全画素超解像デジタルズームも利用できる。
カメラを生かす独自アプリとして、動画をFacebookでリアルタイムに共有できる「Social Live」や、シャッターを押した瞬間とその前後1秒間に30枚ずつ・合計61枚の写真を高速連射する「タイムシフト連写」など4アプリを新たに搭載している。
ディスプレイはフルHD(1080×1920ピクセル)対応5インチ液晶ディスプレイ「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載する。OSはAndroid 4.2、プロセッサはクアッドコアMSM8974/2.2GHz。2GバイトRAMと16Gバイトストレージを内蔵し、microSDXCスロット(最大64Gバイト)を装備。バッテリー容量は3000mAh。
本体は「Xperia Z」を受け継ぐ「オムニバランスデザイン」を採用し、「どの角度から見てもシンプルで美しく、シーン、使い方、持ち方を問わず最適なバランスで使える」という。フレームはアルミ板からの削り出し。IPX5/8、IP5X相当の防水・防塵性能も備える。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。
Xperia Z1を手にとることができるタッチ&トライイベントを9月14〜29日、東京の「銀座ソニービル」(中央区銀座5-3-1)で開く。
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