「mixiコミュニティ」がWeb検索対象に
「mixiコミュニティ」のコミュニティ名など一部の情報が11月中旬から一般のWeb検索の対象になる。コミュニティ参加者数の拡大などにつなげる狙い。
ミクシィは10月9日、「mixiコミュニティ」の一部の情報を11月中旬から一般のWeb検索の対象にすると発表した。従来はSNS「mixi」内で検索する必要があったが、管理者が設定すれば一般の検索エンジンからコミュニティ名などがヒットするようになる。
Web検索対象として情報が公開されるのは、コミュニティ名やコミュニティ画像、コミュニティの説明、URL、メンバー数など。管理人が「コミュニティ設定変更」から設定できる。
「参加条件と公開レベル」が「だれでも参加できる(公開)」または「管理人の承認が必要(公開)」となっているコミュニティが対象で、非公開コミュニティは対象外。また参加メンバーの一覧やメンバーのニックネームとプロフィール写真などの閲覧にはmixiにログインする必要がある。
mixiコミュニティはmixi開設時からのサービス。ユーザーが趣味や地域などについて設けられたコミュニティに参加して情報交換や交流を楽しめるもので、開設数は270万を超えるという。
管理人にアンケート調査をしたところ、、コミュニティ管理上の課題があるという管理人の7割以上が「参加者が増えない」「投稿・閲覧数の伸び悩み」などを課題として抱えていたという。コミュニティ参加者も、共通の趣味の仲間や自分に合うコミュニティを探したいという要望を多かったという。
同社は「コミュニティの管理面、利用面双方での課題を解決できるよう、今回の変更を実施する」と説明。今後もユーザーのつながりを作れるようサービス開発・改善に努めるとしている。
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