初代Surfaceからも「RT」が消滅 Windows RT 8.1へのアップデートは復活
Microsoftが米国などで21日にSurfaceシリーズの新モデルを発売した。これに伴い、Windows RT版の初代Surfaceの名称が「Surface RT」から「Surface」に変わったようだ。
米Microsoftは10月21日(現地時間)、予告通り米国をはじめとする21地域でWindows 8.1搭載の新Surfaceを発売した。
MicrosoftのSurfaceファミリーの紹介ページをみると、初代SurfaceのWindows RT版の販売も継続するようなのだが、これまで「Surface RT」と表示されていたこのモデルから、「RT」が消えている。
同日発売になったWindows RT 8.1搭載の新モデルが「Surface RT 2」ではなく「Surface 2」と名付けられたことに合わせたものとみられる(日本のサイトではまだ「Surface RT」になっている)。
MicrosoftはRT版Surfaceを、発表当初は「Surface with Windows RT」としていたが、途中から「Surface RT」と表示するようになっていた。
Surface(旧Surface RT)はWindows RT 8.1にアップデートできることになっているが、一部の端末でアップデートの不具合が発生したため、MicrosoftはWindows StoreからWindows RT 8.1を一時的に削除した。その後、22日に問題が解決したとしてアップデートを再公開した。
変更履歴:当初タイトルを「初代Surfaceからも「RT」が消滅 Windows RT 8.1へのアップデートはまだ」としていましたが、アップデートが再開されたのでタイトルと本文を修正しました。[2013/10/23 12:50]
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