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任天堂、3DS向け「いつの間に交換日記」などサービス停止 公序良俗に反する写真のやり取りを問題視
任天堂は、ニンテンドー3DSソフト「いつの間に交換日記」「うごくメモ帳 3D」で公序良俗に反する使われ方があったとして、ネットを使った写真共有サービスを停止した。
任天堂は11月1日、ニンテンドー3DSソフト「いつの間に交換日記」「うごくメモ帳 3D(フレンドうごメモギャラリー)」で、インターネット経由で写真を送受信できるサービスを停止した。「公序良俗に反する写真が送受信されてしまう事例」があったためとしている。
停止したのは、(1)いつの間に交換日記の「いつの間に通信」を利用した日記の送受信、(2)いつの間に交換日記の「とくべつな日記」配信、(3)うごくメモ帳 3Dの「フレンドうごメモギャラリー」――の3サービス。「ワールドうごメモギャラリー」はこれまで通り利用できる。
同社によると、未成年を含むユーザーがネット掲示板などで見知らぬ人とフレンドコードを交換し、公序良俗に反する写真を送受信する事例が起きていたという。これまで「防止策について検討してきた」が、「現状ではすべてのユーザーが安心して利用できる環境を提供するのは困難と判断」してサービス停止にいたったと説明している。
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