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Facebookの新利用規約が発効 未成年ユーザーデータの広告利用に関する文言は削除
Facebookが8月に発表した「データの使用に関するポリシー」および「利用規約」の改定が11月15日に発効した。
米Facebookは11月15日(現地時間)、8月に発表した新しい「データの使用に関するポリシー」および「利用規約」が発効したと発表した(本稿執筆現在、日本語版はまだ更新されていない)。
この改定は、スポンサー広告をめぐる集団訴訟の和解が8月26日に承認されたことを受けたもので、ユーザーデータの広告での利用についての説明の改善が中心になっている。
8月の発表後にユーザーから寄せられたフィードバックに基づいて、幾つかの修正を加えたという。旧版と最終的なバージョンとの違いが分かるPDF(英語版)が公開されている(データの使用に関するポリシー、利用規約)。
例えば、8月の発表の段階で利用規約に新たに加えるとしていた未成年ユーザーについての記述(利用者が18歳、またはその他適用される成人年齢に満たない場合、利用者は、利用者の少なくとも1人の親または法的保護者も利用者に代わって本セクションの条件(および利用者の名前、プロフィール写真、コンテンツ、情報の使用)に同意していることを表明します。)が削除された。ユーザーから「混乱を招く」というフィードバックがあったからという。
なお、この規約改定は規約をユーザーに分かりやすくするために実施したもので、サービスの機能が変わるわけではない。
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