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高齢化社会の必須アイテム? 歩くように移動できるパーソナルモビリティ:東京モーターショー2013
高齢化が進み、屋内や室内での移動をサポートする歩行補助型のパーソナルモビリティのニーズが高まっている。「東京モーターショー2013」での関連出展を紹介する。
社会の高齢化が急速に進行するなか、パーソナルモビリティは屋内や室内における短距離の歩行補助などにも活用され始めている。「東京モーターショー2013」(一般公開日11月23日〜12月1日、東京ビッグサイト)に出展された屋内利用可能な移動支援ツールを紹介する。
トヨタ自動車のブースでは、立ち乗り型の移動支援ロボット「Winglet」(ウィングレット)に試乗可能。台車部分に乗って行きたい方向に重心移動するだけで前後進や回転移動ができる。最高速度は時速6キロで、歩行者が多い場所や屋内でも無理なく利用可能。7月から茨城県つくば市の公道上で実証実験を進めている。
本田技研工業は、座った状態で体重移動して、前後左右や斜めに移動する1人乗り電動1輪車「UNI-CUB β」(ユニカブ ベータ)を出展。「ASIMO」などヒューマノイドロボット研究で培った技術で人の歩行に近い動きを可能にした。昨年5月に発表した「UNI-CUB」に改良を加えた新モデル。今後外部の事業者に有償レンタルし、ビジネス性を検証する。
また、歩行支援ツールとして、「体重支持型歩行アシスト」も紹介。機器につながった靴を履いてシートを持ち上げると、使用者の体重の一部をモーターの力で支え、階段の上り下りや中腰姿勢の時の足の筋肉や関節の負担を軽減する。現在積水ハウスと共同で、住宅内での利用の可能性を検証中という。
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