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iPhone 5s、米国ではゴールドも「3〜5日で出荷」に
iPhone 5sを受託製造する鴻海の中国工場では、毎日50万台のiPhone 5sが製造されているとWall Street Journalが報じた。
発売以来、品不足で入手が難しかった米Appleの「iPhone 5s」の出荷予定が、米国のオンラインのApple Storeで「3〜5営業日」になった。
これまですべてのモデルが「1〜2週間」だったが、本稿執筆現在、人気のゴールドの64Gバイトモデルも、SIMフリー版を除き、3〜5営業日になっている。(日本はまだすべてのモデルが1〜2週間。)
米Wall Street Journalは11月27日(現地時間)、iPhoneの製造を受託している台湾Hon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)の幹部の話として、同社の中国鄭州市(Zhengzhou)の工場で、100本のiPhone製造ラインを24時間体制で稼働させていると報じた。この工場では、iPhone 5sとその主要部品の製造のためだけで約30万人の労働者が作業しているという。
匿名を希望するこの幹部は、現在は1日当たり約50万台以上のiPhone 5sを製造しており、これはかつてない規模だと語った。
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