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Google+利用のソーシャルディスプレイ広告「+Post」、Toyota USAなどのβ参加でスタート
Google+ページを持つ企業は、Google+の投稿を数クリックするだけで「Googleディスプレイ広告」としてAdWordsネットワーク上のWebサイトに表示できるようになる。
米Googleは12月9日(現地時間)、ソーシャルディスプレイ広告「+Post」を発表した。AdWordsユーザー向けサービスで、Google+の投稿を「Googleディスプレイ広告」の広告としてネットワーク上の200以上のWebサイトに表示するというもの。Toyota USAやRitzなどがクローズドβに参加しており、現在βテストへの申し込みを受け付けている。
+Postのディスプレイ広告は、Google+の投稿と同じフォーマットになっており、広告に興味を持った訪問者とのコミュニケーションが可能だ。訪問者が+Postのディスプレイ広告にカーソルを合わせると別ウィンドウで拡大表示され、広告へのコメントや「+1」の投稿、用意されている場合はハングアウトへの参加が可能だ。
Googleの説明によると、Google+の投稿を数クリックで+Post広告にすることができる。クローズドβ参加企業による実験段階では、一般のマルチメディア広告よりも広告が拡大表示される率が50%高いという。
なお、Google+では米Facebookと同様に企業が企業アカウントを作って投稿できるが、今のところGoogle+内にはディスプレイ広告や米Twitterのプロモ広告に相当する広告機能はない。
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