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Google、検索結果に出典を表示するカードを追加
Googleの検索結果で信頼性の高いリンク先にはWebサイト名が明示され、これをクリックするとサイトの概要が表示されるようになった。
米Googleは1月22日(現地時間)、デスクトップ版のGoogle検索にKnowledge Graph(ナレッジグラフ)に基づく新しい情報を追加したと発表した。
検索結果のリストで、内容の信頼性が高いとGoogleが判断したリンクにはWebサイト名が明示され、これをクリックするとそのサイトの概要が表示される。英語版のGoogle.comでは既に表示が始まっている(本稿執筆現在、Google.co.jpではまだ表示されない)。
例えば「Barack Obama(バラク・オバマ)」を検索すると、下図のようにURLの右隣に「White House」や「Barack Obama」と出典元の名前が表示される。TwitterやFacebookのアカウントの場合は表示されない。
この名前をクリックすると、概要を説明するカードが表示される。この概要はWikipediaのものが多いようだ。
Googleはナレッジグラフで世界中の事象の意味を相互接続させることを目指している。同社は今後もナレッジグラフの拡充により、ユーザーによりよい検索結果を提供していくという。
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