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ガンホーの2013年、営業益が約10倍の912億円に 「パズドラ」など好調もPCオンラインゲームは赤字に
「パズドラ」のガンホーが好調を維持。1〜12月期の最終利益は547億円となり、初の配当を実施する。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2月3日に発表した1〜12月期連結決算は、スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)が引き続き好調で、最終利益は前年同期比6.7倍の547億円となった。
売上高は6.3倍の1630億円、営業利益は9.8倍の912億円、経常利益は9.6倍の901億円。1株当たり250円の期末配当を行う。同社の配当は初。
パズドラや「ケリ姫スイーツ」「ディバインゲート」を含むモバイルコンシューマー事業が好調。ニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」も発売8日で累計100万本を出荷するなど「パズドラ人気がデバイスを超えて拡大した」としている。
PCオンライン事業は8億円の営業赤字に転落した(前年同期は13億円の黒字)。PCゲームユーザーのスマホへの移行などで売り上げが減少傾向だが、「ラグナロクオンライン」はロイヤリティの高い顧客も多く、継続開発・運用に取り組むとしている。
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