楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズは2月19日、スマートフォンの通話料を半額にするとうたうアプリ「楽天でんわ」で国際電話に対応した。国内通話料と同等の30秒10円で発信できる。
専用アプリから発信すると、フュージョンの電話回線を利用し、LTEスマートフォンの一般的な料金の半額となる30秒10.5円(税込)で通話できる格安電話サービス。国内だけでなく米英中韓など世界32カ国・地域に対応した。アプリから「国番号+相手先電話番号」を入力するほか、「003768+国番号+相手先番号」を直接ダイヤルしても同じ料金で利用できる。
親会社の楽天は14日、無料通話アプリ「Viber」の買収を発表した。フュージョン・コミュニケーションズの担当者は「類似点もあるが、特性や利用シーンは異なるサービスと理解しており、それぞれで伸ばしていく方向。今後サービスやユーザーを統合していくような動きは今の時点ではない」と話している。
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