ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)の2月の調査によると、PCインターネットユーザーのスマートフォン所有率が54%に達し、初めて半数を上回った。12年2月の調査時の27%から約2倍になっており、従来型携帯電話/PHSの所有率との差を広げている。
性別で見ると、女性の所有率(54.4%)が男性(53.7%)をわずかに上回った。職業別では、女子学生(85.2%)、男子学生(78.3%)など若年層への普及が目立つ。相対的にやや低めだった主婦層の所有率は45.7%となり、前回調査時から半年間で6.8ポイント上昇した。
従来型携帯電話/PHSの所有率は41.9%。昨年8月の前回調査時に初めてスマートフォン所有率に抜かれ、差を広げている。
タブレット端末の所有率は前回から1.8ポイント増の16.3%になった。男性で20.2%と女性(12.1%)より高く、40代男性が22.9%で最高だった。
調査は2月7〜11日、全国の15〜69歳のPCネットユーザー2万1776人に対しWebで実施した。
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