ニュース
破たんしたMt.Goxのソースコードや銀行との会話音声がネット上に流出
破たんしたビットコイン取引所、Mt.Goxのシステムのソースコードや、経営者と日本の銀行関係者との会話とみられる音声がネット上に投稿されていることが分かった。
民事再生を申し立てたビットコイン取引所、Mt.Goxのシステムのソースコードや、経営者と日本の銀行関係者との会話とみられる音声がネット上に投稿されている。「nanashi」を名乗るロシア人だという人物がネットに投稿したものだ。
ソースコードは1700行のPHPによるもので、取引所システムのバックエンドの一部に当たるものとみられる。音声は今年1月30日に録音されたとみられ、マーク・カーペレスCEOとみずほ銀行の関係者とみられる人物による日本語会話が聞き取れる37分のファイルだ。また同社の過去のスタッフの情報の一部とみられるものも投稿されている。
投稿した人物はハッカーではなく、投稿しただけだという。ハッカーは20Gバイトにわたるデータを持っているという。
関連記事
- 民事再生手続き中のMt.Goxが渋谷にコールセンターを設置
民事再生手続き中のビットコイン取引所、Mt.GoxのWebサイトに、コールセンター設置の告知が日本語と英語で掲載された。 - Mt.Goxが民事再生を申請 「ビットコインがなくなり迷惑かけた」とCEO
世界最大規模のビットコイン取引所「Mt.Gox」が民事再生を申請。サイバー攻撃を受け、ユーザーが預けていたビットコインほぼすべてがなくなっていることが判明したという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.