IT調査会社のIDC Japanは3月11日、国内タブレット端末市場に関する調査結果を発表した。2013年第4四半期(10〜12月)のタブレット出荷台数は223万台(前年同期比21.5%増)、2013年通年では743万台(前年比67.2%増)と、いずれも2桁台の急成長を記録した。
同社によれば、タブレット端末が四半期ベースで200万台超の出荷実績となったのは国内初という。この主な要因として(1)iPadシリーズの出荷が好調であったこと、(2)NTTドコモのLTE回線付きAndroid端末の販売が堅調に推移したこと、(3)Windowsタブレットの出荷が急拡大したこと――を挙げている。
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