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ジブリ「風立ちぬ」「かぐや姫」長期保存に富士フイルム「ETERNA-RDS」採用 期待寿命500年

スタジオジブリ「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」の長期保存フィルムとして富士フイルムの「ETERNA-RDS」が採用された。

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 富士フイルムは、スタジオジブリが昨年公開したアニメ映画「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」の長期アーカイブ保存フィルムとして同社の映画用白黒レコーディングフィルム「ETERNA-RDS」が採用されたと発表した。

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 ETERNA-RDSは、映像コンテンツを長期に保存する用途に特化したアーカイブ専用フィルム。カラー画像を3色に分解して安定した白黒画像として記録し、期待寿命500年を実現しているという。

 これまでも1940〜50年代の邦画のデジタル復元時やハリウッド映画のアーカイブ用には使われていたが、新作邦画への採用は初めて。オリジナルデータを3色分解したフィルムから再度合成して復元した映像がオリジナルと遜色ない仕上がりである点が高く評価されたという。

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