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AmazonのベゾスCEO、ドローン配送サービスの進捗状況を説明
Amazonのジェフ・べゾスCEOは株主向けの年次書簡で、「Amazon Prime Air」用のドローンの開発が第8世代まで進んでいると語った。
米Amazon.comは4月10日(現地時間)、株主向けの年次書簡を公開した。米証券取引委員会(SEC)のWebサイトで閲覧できる。
ジェフ・ベゾスCEOはこの書簡で、昨年12月に発表したドローンによる配送サービス「Amazon Prime Air」について、「既に第5、第6世代のドローンによる飛行テストを終え、現在第7、第8世代のドローンを開発中」と説明した。この書簡ではサービス開始時期について触れていないが、発表の段階では「私は楽天家だから早ければ2015年に実現すると思うが、実際のところは4〜5年はかかるだろう」と語った。
同氏はこの他、Amazon Freshの提供地域拡大やFire TVについてなど広範な取り組みについて説明した。
べゾフ氏は毎年、年次書簡の最後に同社が上場した1997年の年次書簡を添付している。今年はさらに、1996年から1999年まで同社のCFO(最高財務責任者)を務め、昨年自転車事故で亡くなったジョイ・コーヴィ氏への追悼の言葉を添えた。
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