ニュース
Microsoft、Bingに「Google Now」のような機能を追加 Cortanaとも連係
英語版Bingに、地域の天気予報や株価情報、通勤ルートの交通情報などをカード状に表示する「Interest on Bing」機能が加わった。「Google Now」のように予定に間に合うよう出発を促す機能もある。
米Microsoftは4月16日(現地時間)、米国版Bingに米Googleの「Google Now」のようなパーソナルアシスタント機能「Interest on Bing」を追加した。
MicrosoftアカウントでログインしてBingを使っている場合、Bingの[設定]の[Interest]で設定した情報が、Bingのホームページの下にカード状に表示されるようになる。
まずは、興味のあるニュース、Microsoftアカウントに登録してある位置情報に基づく近所の天気、株式関連情報、フライト情報が表示される。設定画面を見ると、将来的にはGoogle Nowと同じように勤務先への通勤ルートの交通情報や、予定表に入力したアポイントに間に合うよう出発を促す機能も使えるようになるようだ。
同社がBuild 2014で発表したWindows Phone 8.1の新しいパーソナルアシスタント「Cortana」はエンジンとしてBingを使っている。Cortanaを使う端末と同じMicrosoftアカウントでBingにログインすれば、双方のアクティビティは連係される。
関連記事
- Microsoft、「Cortana」発表──Siri対抗のパーソナルアシスタント
Microsoftは、Windows Phoneの次期アップデートで追加するパーソナルアシスタント「Cortana」(Haloに登場する女性の人工知能と同じ名前)を発表した。 - 「Google Now」カード、Windows/Mac版Chromeでも表示へ
AndroidとiOSで使えるGoogleのパーソナルアシスタント機能「Google Now」のカードが、WindowsとMacのChromeブラウザでも表示されるようになる。 - Bingのロゴが刷新──「Microsoft製品の情報プラットフォーム」に
Microsoftが、検索サービス「Bing」のロゴをWindowsやOfficeと同様のフラットデザインのものに変更した。同サービスをMicrosoft製品の情報プラットフォームと位置付けるとしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.