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ブラウザ上で動かせる3Dデータ共有サイト「ニコニ立体」 MMDモデル対応、人気クリエイターには金銭還元も
3Dデータの投稿・共有サイト「ニコニ立体」が5月にオープンする。MMDモデルやUnity3D形式にも対応する。
ドワンゴは4月26日、3Dデータの投稿・共有サイト「ニコニ立体」を5月2日にオープンすると発表した。動画制作に利用できるデータやMMDモデルをアップでき、動画の人気度に応じて創作者に金銭が支払われる「クリエイター奨励プログラム」にも対応する。
3Dデータの一般的な形式であるOBJのほか、ゲームエンジン用のUnity3D、MMD(MikuMikuDance)モデルのPMDも対応。Unity Web Playerをプラグインをインストールすると、ブラウザ上でリアルタイムにデータを動かせる。
配布データには利用条件を制限するライセンスを設定でき、配布データを更新すると過去にダウンロードしたユーザー全員に更新を通知する機能も備える。
再生数や関連作品数による「人気度」に応じて、動画や楽曲、素材のクリエイターに奨励金を付与する「クリエイター奨励プログラム」にも対応。同社の伴龍一郎さんは「表に出て活躍する人だけでなく、技術やツールで裏側から支える人にも還元していきたい」と話している。
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