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Google、カメラ利用の翻訳アプリ「Word Lens」のメーカーを買収

Googleが、Android、iOS、Google Glassのビデオカメラで写したテキストを翻訳するアプリ「Word Lens」を手掛けるQuest Visualを買収した。

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 米Googleが、端末のカメラで写したテキストを翻訳するモバイルアプリ「Word Lens」を手掛ける米Quest Visualを買収した。Quest Visualが5月16日(現地時間)、公式サイトで明らかにした。

 Word Lensは、看板やメニューなど、印刷されたテキストを端末のビデオカメラで写すと、リアルタイムで翻訳するアプリだ。モバイル版Google翻訳と同様に、オフラインでも利用できる。現在翻訳できるのは、英語対ロシア語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語。Quest Visualは同アプリをAndroidとiOS向けに提供しており、昨年11月にはGoogleのメガネ型端末「Google Glass」版も公開した。

 lens 1
動画モードで看板を写すと(左)、翻訳される(右)

 米Appleは最近のiPhoneのCM特設ページでWord Lensを紹介している。(ただし、日本語に対応していないため、日本バージョンのCMには登場しない。)

 lens 2

 Questは買収完了後、同社の技術を「Google翻訳」に統合していくとしている。現行のアプリの提供を継続するかどうかについては言及していない。

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