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「人間の思い通りに動かせる」 ロボット制御ソフト「V-Sido OS」事業化、ソフトバンク子会社が展開(3/3 ページ)
「最低限の命令で、ロボットを人間の思い通りに動かせる」という制御システム「V-Sido OS」の本格展開を、ソフトバンク子会社がスタートした。
ロボット開発競争、始まる
V-Sido OSは、情報処理推進機構(IPA)の未踏(本体)採択プロジェクトとして吉崎さんが個人で開発・事業化したもの。ソフトバンクの資本を得て今回、本格的な事業化が実現した。すでに、Pepperを開発した仏ALDEBARAN Roboticsや、ココロ、メガハウスなどメーカー5社との協業が決まっているという。
AmazonやGoogleがロボットメーカーを買収するなど、ロボット分野で動きが激しくなっており「世界規模でロボット開発競争が始まっている」と吉崎さんは指摘。PC業界がOSメーカーやCPUメーカー、ハードウェアメーカーで分業しているように、ロボット開発も分業によって効率化・スピードアップできると話す。
V-Sido OSを使えば、「ロボットの詳しい知識がなくても開発できる」と吉崎さん。ロボット開発のスピードアップやコストダウンに貢献したいという。
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