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Pinterest、フィルタ機能で画像検索機能を強化
現在300億件以上の「ピン」データがあるというPinterestのWeb版に、キーワードで検索結果をフィルタリングできる「Guided Search」機能が追加される。
米Pinterestは6月11日(現地時間)、Webブラウザ版のPinterestの検索機能を強化したと発表した。4月にモバイルアプリ追加したフィルタツール「Guided Search」を追加し、検索枠を従来より大きくした。まずは米国ユーザー向けに新ページの提供を開始する。
Pinterestは、2010年にオープンした画像共有SNS。ネット上の画像や動画を「ボード」に「ピン」(スクラップ)し、テーマごとにまとめて整理したり、興味の近いユーザーのコレクションを自分のボードに加えたりして楽しむというものだ。同社の4月の発表によると、現在7億5000以上のボードに300億件以上のピンが投稿されているという。
Guided Searchは、検索語を入力すると画面上部に表示されるフィルタリング用のバー。例えば「バーベキュー」を検索しようとすると、「メニュー」「エリア」「牛肉」など、検索対象を狭めるためのキーワードが表示される。
Pinterestは立ち上げ当初はソーシャルサービスとしての性格が強かったが、ユーザーによる投稿データが充実してきた現在、画像検索サービスとしての役割も果たすようになっている。
同様の動きは米位置情報サービスのFoursquareにもある。Foursquareは最近、同名の公式アプリをスポット検索専用アプリにし、チェックイン機能は「Swarm」という別アプリに分離した。
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米国で人気の画像共有SNS「Pinterest」は、「子どものころのコレクションを、Webに再現したい」という情熱から生まれた。Webサービスながら、「PCをシャットダウンし、実社会で行動してほしい」という思いも込められている。
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