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LINE、国内ゲームコンテンツ投資ファンドを設立 5年間で100億円規模
LINEが国内のゲームコンテンツと開発企業を対象としたファンドを設立。5年間で約100億円を運用予定。
LINEは8月6日、国内のゲームコンテンツと開発企業を対象とした投資ファンド「LINE GAME Global Gateway 」(仮称)を設立すると発表した。9月以降の設立・運用開始を予定する。
メッセージアプリ「LINE」ユーザーをターゲットとしたゲームプラットフォーム「LINE GAME」の拡大と、世界に通用するゲームコンテンツの開発と海外進出の支援、外部コンテンツプロバイダーとのパートナーシップ強化が狙い。ゲームに特化し、国内の関連企業に5年間で約100億円を投資する計画だ。
LINE GAMEは公式キャラクターを利用した自社開発タイトルのほか、外部企業との連携・共同開発を含む全40タイトルを提供しており、世界1億4000万ダウンロードを突破している。世界展開の強化に向け、6日にはgumiとの資本・業務提携も発表した。
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