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見ているアニメを音声で特定、スマホに情報配信 TOKYO MX、KADOKAWA、ソニーがアニメポータル開設
TOKYO MX、KADOKAWA、ソニーの3社が「アニメポータルプロジェクト」を発足。視聴中のアニメを音声で特定し、スマホに情報配信やプレゼント企画を行う。
東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)とKADOKAWA 角川マガジンズ ブランドカンパニーは8月25日、ソニーと共同で、アニメの総合情報メディア「アニメポータルプロジェクト」を発足すると発表した。
ソニーとソニーモバイルコミュニケーションズが開発したスマホ向けアプリ「TrackID TV」の技術を活用し、アニメに特化した「TrackID TVアニメガイド」を9月10日にβ版をオープンする。
番組視聴中に同アプリのボタンをタップすると、テレビから流れてくるアニメの音声から番組を特定し、作品情報や関連情報などの配信や、放送中のプレゼントキャンペーンを行う。TwitterやFacebookなどSNSへの共有も可能だ。
同アプリでは、Gracenoteのコンテンツ自動認識(ACR)技術を活用して番組を特定する。まずAndroid版から利用でき、iOS版は順次対応する予定。
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