ニュース
「Apple Watch」向けアプリ開発ツールセット「WatchKit」
発表イベントでは「Apple Watch」向けのFacebook、Twitter、Nikeなどのサードパーティーアプリが紹介されたが、開発者向けツールセット「WatchKit」の提供は来年になる見込みだ。
米Appleは9月9日(現地時間)、同日発表した腕時計型端末「Apple Watch」向けアプリ開発ツールセット「WatchKit」を発表した。
イベントでは、テクノロジー担当副社長のケビン・リンチ氏がApple Watchのサードパーティー製アプリとして、Facebook、Twitter、Pinterest、Nikeなどのアプリを紹介した後、WatchKitを発表した。
WatchKitはツールやAPIで構成されており、開発者への提供開始は来年(later next year)になるという。アプリには、文字盤を上にスワイプすることで最新情報を表示する「グランス」やプッシュ通知に直接対応できる「アクション通知」など、Apple Watchの制御・コミュニケーション機能を組み込める。
Apple Watchの発売は2015年の見込み。価格は349ドルからだ。同日発表のiPhone 6、6 Plusだけでなく、iPhone 5/5s/5cとも連係する。
関連記事
- 新iPhoneとApple WatchのNFCモバイル決済「Apple Pay」
「Apple Pay」はNFCと指紋センサー「Touch ID」を利用するモバイル決済サービス。VISA、MasterCard、American Expressのカード情報を端末に保存し、店頭のセンサーにかざして指紋認証することで支払いできる。 - Apple、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」発表
iOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 6」と大画面化した「iPhone 6 Plus」をAppleが発表した。日本などで9月19日に発売する。 - Apple、ウェアラブル端末「Apple Watch」発表
ついにAppleのウェアラブル端末「Apple Watch」が姿を現した。 - “iWatch”アプリ、発表イベントでFacebookがデモ?──9TO5Mac報道
AppleはFacebookを含む少数のサードパーティーに“iWatch”アプリのプレリリース版SDKを配布しており、9日の発表イベントで“iPhone 6”と連係するFacebookアプリのデモが披露されると9TO5Macが伝えた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.