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YouTube、クリエイター支援の新たなプログラムを発表
YouTubeが、同サービスで活躍するスタークリエイターに出資し、新たなコンテンツ制作を支援するプログラムを発表した。
米Google傘下のYouTubeは9月18日(現地時間)、YouTubeで多くのファンを持つクリエイターを支援する新たなプログラムを立ち上げると発表した。
同社は「YouTubeのトップクリエイターによる新たなコンテンツ制作に出資し、彼らのYouTube上の数百万人のファンに作品を提供する」という。
具体的な支援策については説明していないが、例えばアマチュアながらYouTubeでファッション関連チャンネルを立ち上げ、700万人以上のファンを擁するベサニー・モータ氏のようなスタークリエイターをサポートするという。
米Re/codeはYouTubeとこのプログラムについて話し合ったあるクリエイターの話として、10回シリーズのコンテンツの制作にYouTubeが100万ドルの出資を申し出たと伝えた。制作費だけでなく、映画プロデューサーの紹介などもするという。
YouTubeはこれまで、クリエイターが広告で収入を得られるようにする「YouTubeパートナープログラム」や撮影用スタジオの開設などでクリエイターをサポートしてきた。最近では、視聴者が気に入った動画に手軽に“投げ銭”できる「視聴者ファンディング」サービスを立ち上げた。
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