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GoogleとAdobe、Chromebookで稼働する「Project Photoshop Streaming」を発表
「Project Photoshop Streaming」は、Chromebookの他、Windows版Chromeブラウザでも利用できるWebアプリ版Photoshop。β版ではGPU利用機能やプリント機能が利用できないが、通常版のPhotoshopとほぼ同じ機能を搭載するとしている。
米Googleは9月29日(現地時間)、米Adobe Systemsとの協力により、Chromebookで使えるPhotoshop、「Project Photoshop Streaming」の提供を開始したと発表した。まずは米国の教育機関向けCreative Cloudユーザーにβ版を提供する。
Chromebook向けの他のアプリと同様に、Chromebook側に完全なアプリをインストールするのではなく、Webアプリからクラウド上のストリーミング版Photoshopを起動して利用する。制作した作品のファイルはGoogle Driveに保存する。
Adobeによると、このPhotoshopはCreative Cloud版とほぼ同じ機能を持つが、現行β版はまだGPU関連機能をサポートせず、印刷もできない。
このストリーミング版PhotoshopはChromebookだけでなく、Chromeブラウザを搭載するWindows端末からも利用できる。また、Creative Cloudの他のアプリのストリーミング版も近いうちにリリースする計画という。
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