「GALAXY Note Edge」世界に先駆け日本で発売 「日本のヒット、世界の足がかりに」とSamsung
「日本でのヒットが世界への足がかりになる」――Samsungの「GALAXY Note Edge」が世界に先駆け日本で発売される。
サムスン電子ジャパンは10月8日、「GALAXY Note Edge」を世界に先駆けて日本で発売すると表明した。KDDI(au)は10月23日から、NTTドコモは10月下旬以降に順次発売。サムスンは同日都内で開いたプレスイベント「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」で、GALAXY Note Edgeなど新端末の性能をアピールした。
「日本のマーケットは世界で最も洗練された市場の1つで、当社にとって重要な市場だ。日本でのヒットが世界への足がかりになる」――同社営業チームの阿部崇氏は、日本で最初にNote Edgeを発売する背景をこう説明する。
GALAXY Note Edgeは、5.6インチ・クアッドHD(2560×1440ピクセル)ディスプレイと、2.7GHzクアッドコアCPUを搭載した端末。ディスプレイの右側面に、カーブを描いた「エッジスクリーン」と呼ばれる曲面ディスプレイを世界で初めて搭載。エッジの部分によく使うアプリアイコンを登録したり、新着メールや予定の通知を確認できる。インカメラには画角90度の広角レンズを搭載し、自分撮りしやすいように設計した。
色は「チャコールブラック」「フロストホワイト」の2色。KDDIはチャコールブラックを10月23日に発売。フロストホワイトは11月中旬以降に発売する。ドコモはそれぞれ10月下旬以降に発売する。
ウェアラブル端末の新製品も投入。GALAXYシリーズとBluetoothで連携する腕時計型端末「Gear S」を10月下旬以降にNTTドコモ、KDDIから発売するほか、ネックレス型の「Gear Circle」をKDDIから発売する。
Gear Sは曲面ディスプレイを採用し、画面から直接、キーボード入力によるメッセージ作成・送受信が可能だ。3G/Wi-Fiに対応し、ドコモ版は3G回線を使った単体使用ができる。
Gear CircleはネックレスにもなるBluetoothヘッドフォン。スマートフォンへの着信をバイブで知らせ、フロントのマグネットを外すと通話・元に戻すと終話できる。
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