アドビのデジタルペン&定規「Ink&Slide」の使い心地は? 発売前に体験できるイベント開催
アドビが発売するiPad用筆圧感知ペンと定規「Ink&Slide」。発売前にその描き具合や使い心地を体験できる一般向けイベントが10月12日まで開かれる。
アドビシステムズが10月17日に国内発売するiPad向けデジタルペンとデジタル定規「Ink&Slide」(税込2万2800円)。発売前にその描き具合や使い心地を体験できる一般向けイベントが10月12日まで、東京・代官山の「DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY」で開かれている。
Ink&Slideは、iPad用の筆圧感知ペン「Ink」とデジタル定規「Slide」がセット。対応アプリを利用することで、筆圧を生かしたブラシで絵を描いたり、正確な直線によるパース図なども作成できる。描いた絵をCreative Cloudを介してPCのPhotoshopに簡単に送ることができるのもAdobeアプリの強みだ。
6日には「Adobe MAX 2014」でモバイルアプリ群を発表。iOS向けドローアプリ「Illustrator Draw」ではiPad上で作成したベクトルデータをPCのIllustratorに送って開けるなど、Creative Cloudを軸にしてモバイルデバイスとPCの連携が進んでいる。Ink&SlideでiPadでアイデアをスケッチし、PCに送って仕上げる──といった使い方が可能だ。
体験イベントは無料で参加でき、11日は午前11時〜午後8時、12日は午前11時〜午後6時に開催。Ink&Slideの紹介のほか、実際に手にとって書き味などを試すことができる。プロのイラストレーターによるライブデモも行われ、セッションを聞いた人の中から各回で1人、カリカチュアのアーティスト田中徹さんがInk&Slideで描く似顔絵がプレゼントされる。
関連記事
- Adobe、iPad用デジタルペン&定規「Ink&Slide」国内発売
Adobeが発表したiPad用の描画ツール「Ink&Slide」の国内発売が決まった。 - Adobeのデジタルペン&定規「Ink&Slide」を見てきました
Adobe Systemsが発表した「Ink」と「Slide」はiPad用の筆圧感知ペンとデジタル定規だ。対応アプリを使えば、筆圧感知を生かした絵を描いたり、正確な線によるパース図などを作成できる。 - Adobe、デスクトップとモバイルの連係を強化する新Creative Cloud発表
AdobeがCreative Cloudの新バージョンとiOS版の多数の新アプリ、さらにサードパーティー向けの「Creative SDK」のプレビュー版を公開した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.