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バンダイナムコ、ADK、アニプレックスが新会社「アニメコンソーシアムジャパン」設立 海外向けにサイマル配信
バンダイナムコHD、ADK、アニプレックスが海外向けアニメ配信やECに取り組む新会社「アニメコンソーシアムジャパン」を設立。
バンダイナムコホールディングス、アサツーディ・ケイ(ADK)、アニプレックスの3社は10月30日、アニメコンテンツの海外向け動画配信やECを展開する新会社「アニメコンソーシアムジャパン」を11月7日に設立すると発表した。
新作アニメのサイマル配信(時差のないリアルタイム配信)や過去作品の多言語化、関連商品やデジタルコンテンツを販売するECサイトの運営などに取り組む。国が推進するクールジャパン機構からの出資も受け、国外に向けた日本アニメや文化の発信、ワールドワイドでのファン拡大を目指す。
設立時の資本金は5億円。動画配信事業を行う「DAISUKI」(東京都渋谷区)と事業統合し、来年4月から本格的に事業を開始する予定。事業統合後の株主は3社とクールジャパン機構のほか、東映アニメーション、サンライズ、トムス・エンタテインメントのアニメ配給企業3社と、日本アドシステムズ、電通。
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