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アニメーターが作品に関連し不適切ツイート Production I.Gが謝罪、今後の作画発注を停止

Production I.Gは、同社が作画業務などを発注しているアニメーターがTwitterで作品に関わる不適切な発言や画像を投稿したとして、ファンや原作者に迷惑をかけたと謝罪。今後はこのアニメーターに対し作画を発注しないという。

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 アニメ制作会社のProduction I.Gは11月26日、同社が作画業務などを発注しているアニメーターが、Twitterの個人アカウントで作品について不適切な発言や画像を投稿したとして、「作品のファンや原作者に多大なご迷惑をおかけした」として謝罪した。今後はこのアニメーターに対し作画業務を発注しないことを決めたという。

 アニメーターは人気漫画のテレビアニメ版で作画監督を務めるなどした経歴がある。名前を明らかにしていた個人のTwitterアカウントで、現在担当中の作品について気が乗らない風のツイートを投稿したり、作画監督を務めた作品のキャラクターを描いたイラストを投稿し、同人誌を作るかのような発言もツイート。「実質的な“公式絵”による無許諾同人誌を作ることをアニメーターが公言するのは問題では」と批判する声が上がっていた。

 Production I.Gによると、本人に確認し、その上でTwitterアカウントを削除させ、厳重注意したという。同人誌については、具体的に制作などは行っておらず、発売する計画はないことを本人に確認したという。ただ、「公式に作品にかかわるスタッフが、このような疑念をいだかせるような発言をすべきではない」としてスタッフに注意喚起するとしている。

 このアニメーターのツイートをリツイートした同社の社員もいたとして、厳重注意の上厳正な処分を行うという。

 同社は社員に対しSNSの運用基準などを設けて適切な運用を指導してきたが、今後は注意喚起を個人事業主であるクリエイターにまで拡大し、再発防止に努めるとしている。

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