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Microsoft、リアルタイム投票システム「Bing Pulse」を一般に公開
CNNの討論番組の視聴者投票などに利用されているMicrosoftのリアルタイム投票システム「Bing Pulse」が一般向けに公開された。
米Microsoftは12月3日(現地時間)、これまで大手テレビ局などに試験的に提供してきた視聴者投票システム「Bing Pulse」のバージョン2.0βを一般に公開すると発表した。米英インドのユーザーは2015年1月末まで無料でBing Pulseを設定できる。それ以外の地域についても間もなく対応するとしている。
Bing Pulseは、クリック(タップ)で複数の設問に回答できるWebベースのアンケートシステム。CNNやFox Newsが採用しており、例えば選挙に関する討論番組の放映中にアンケートページで視聴者の意見を求めるといったことに使われている。投票結果はリアルタイムでテレビの画面に反映され、番組終了後も結果がグラフで残る。
Webページベースなので、回答者はPCからもモバイル端末からも参加できる。回答者はアカウントの登録などの必要はなく、Microsoftもアンケート実施者も参加者の個人情報を保存することはない。設問に性別や年齢層を答える欄がある場合、例えば「40代の女性」といったアノニマスな人物の意見としてデータが集計される。
テレビ番組だけでなく、カンファレンスやプレスイベントなどでの利用が想定されている。Microsoftは「10人の非営利団体の集会でも5000人のラスベガスでのカンファレンスでも」利用できるとしているが、有料になった場合の料金体系についてはまだ公表していない。
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