パスネット協議会は12月15日、磁気式の乗車カード「パスネット」の利用を来年3月末で終了すると発表した。払い戻しは2018年1月まで行う。
2000年10月に鉄道会社をまたいで使える共通乗車カードとしてサービスを開始。07年に発売したICカード乗車券「PASMO」の普及に伴い、08年1月には販売を終了。同年3月に自動改札機での対応は終了していたが、その後もきっぷ購入やのりこし清算では利用できた。来年3月をもってすべての使用を終了する。
対象事業者は、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、新京成電鉄、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、西武鉄道、多摩都市モノレール、東急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局(都営地下鉄)、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東武鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道、舞浜リゾートライン(ディズニーリゾートライン)、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局(横浜市営地下鉄)。
手数料なしの残額の払い戻しは18年1月末まで行う。「PASMO」への移し替えも可能だ。
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