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LINEの福岡新社屋、建設延期 コスト高騰で
LINEが2015年の完成を目指していた福岡市博多区の自社ビルについて、建設延期を発表。建設関連費用が高騰し、予算を著しく上回る見通しとなったため。
LINEは12月17日、2015年の完成を目指していた福岡市博多区の自社ビルについて、建設を延期すると発表した。建設関連費用が高騰し、予算を著しく上回る見通しとなったため、当初の構想での着工は困難と判断。「適切な時期を見定めるまで延期する」としている。
当初は来年1月に着工する予定だった。ビルは地上11階・地下2階で約1000人が入居。低層階に一般市民が自由に利用できる図書館などの公共施設を設置し、図書館と隣接する公園向けに無料Wi-Fiを提供する──としていた。
LINE子会社で、福岡市にオフィスを構えるLINE Fukuokaでは現在、500人以上の従業員がLINEや関連サービスの企画・開発・運営・カスタマーサポートなどを行っており、今後も福岡で継続的に人材採用やサービス開発を進めるという。
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