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「Windows 10」には非IEの新Webブラウザ搭載か──ZDNet報道
Microsoftは来年1月21日に開催する「Windows 10」のイベントで、Internet Explorer(IE)とは別の新しいWebブラウザ(コードネーム:Spartan)を披露するとZDNetが報じた。
米Microsoftは次期OS「Windows 10」にInternet Explorer(IE)とは異なる新しいWebブラウザを搭載すると、米ZDNetのベテランMicrosoftウォッチャー、メアリー・ジョー・フォーリー氏が12月29日(現地時間)、情報筋の話として報じた。
このWebブラウザはコードネーム「Spartan」と呼ばれており、「Internet Explorer 12」にはならないという。Microsoft独自の「Chakra JavaScript」やレンダリングエンジン「Trident」を採用するところはIEシリーズを踏襲するが、ルック&フィールはIEよりもChromeやFirefoxに近く、IEより軽いものになるという。
少なくともデスクトップ版のWindows 10はSpartanとIE 11の2つのWebブラウザを搭載するとフォーリー氏は言う。現行のWindows 10の「テクニカルプレビュー版」にはIE 11のみが搭載されている。
同氏は、Microsoftは来年1月21日に開催するWindows 10に関するイベントでSpartanを披露するとみている。だが、Spartanはまだ十分に安定していないため、同日リリースされる予定の次期テクニカルプレビューには搭載されないという。
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