スノボの荷重など、リアルタイムにスマホに表示してフォームに生かせる Cerevo「SNOW-1」年内発売
CerevoがBluetooth対応のスノーボードバインディング「SNOW-1」を開発。ボードの荷重やしなりをスマートフォンでリアルタイムに確認し、フォーム修正に生かせる。
Cerevoは1月5日、新たに立ち上げた“スマートスポーツ用品”ブランド「XON」(エクスオン)第1弾として、スノーボードの荷重やしなりをスマートフォンでリアルタイムに確認し、フォーム修正に生かせるスノーボードバインディング「SNOW-1」(スノウ ワン)を開発し、年内に発売すると発表した。価格は400〜600ドル程度になる予定。1月6日に米ラスベガスで開幕する「2015 International CES」で実機を展示する。
バインディングは、スノーボードの板にブーツをはめ込むための器具。SNOW-1は、Bluetooth 4.0 LE通信モジュールと、荷重センサーやGPSなど各種センサーを搭載し、装着中に計測したデータをBluetooth経由でスマートフォンにリアルタイムに転送・確認できる。
左右の足元それぞれ4カ所に搭載した荷重センサーで荷重の掛け具合や重心位置を計測。前後2カ所の曲げセンサーで部位別しなりを検知する。測定したデータは、スマートフォンで撮影した動画と合わせて表示したり、GPSを利用して滑走軌跡を確認することも可能だ。これらのデータを確認しながら練習することで、自分の滑りの把握や技術の上達に生かせるとしている。
つま先とかかとには、100メートル以上離れた位置からも確認できるという超高輝度LEDを搭載。スノーボーダーの動きに合わせてLEDが光る。一定の荷重状態やしなり状態となった時にLEDを光らせることもでき、滑りながらフォームを改善するためのインジケーターとしても使える。
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