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Android Wear、次期アップデートでWi-Fi対応か──The Verge報道
ソニーやSamsungが採用するGoogleのスマートウォッチOS「Android Wear」が、次期アップデートでWi-Fiをサポートし、腕を振ることでプッシュ通知をスクロール表示する機能などが追加されるとThe Vergeが報じた。
米GoogleのウェアラブルOS「Android Wear」は、次期アップデートでWi-Fiをサポートすると、米The Vergeが3月10日(現地時間)、Android Wearの予定に詳しい筋の情報として伝えた。
つまり、Bluetooth接続ができなくても、Wi-Fi経由で一連のプッシュ通知やGoogle NowカードをAndroid Wear端末で受信できるようになるということだ。
既存のAndroid Wear端末の多くはハードウェア的にWi-Fiに対応しているので、アップデートすればこの機能が使えるようになるだろう。
次期アップデートではこの他、端末を装着している腕を振るだけで通知をスクロール表示する機能や、アプリ検索機能の向上が見込まれるという。
調査会社Canalysによると、2014年に出荷されたAndroid Wear端末はわずか72万台。現在、ソニー、ASUS、HTC、LG Electronics、Lenovo傘下のMotorola、Samsung Electronics、HuaweiなどがAndroid Wear搭載スマートウォッチを販売している。
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