ソフトバンクモバイルは3月25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下で共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパンの第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の17.5%を保有する第2位株主になると発表した。
Tポイント株の15%を保有していたヤフーも追加出資し、持株比率を17.5%に。これにより、Tポイント株は、CCCマーケティングが65%、ヤフーとソフトバンクモバイルが17.5%ずつ持つことになる。
ソフトバンクモバイルは、携帯電話の利用料金に応じてたまるポイントとしてTポイントを採用しており、ヤフーも「Yahoo!ショッピング」などの利用に応じてTポイントを付与している。
Tポイントの会員数は5278万人、提携店舗数は35万店舗、年間利用件数は30億件超という。これにヤフーとソフトバンクモバイルのプラットフォームが融合することで、「圧倒的な顧客基盤を持つポイント市場を確立し、最も顧客価値の高い共通ポイントの構築を目指す」としている。
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