「超会議2015」、幕張にプロレスリングが 全長10メートル実物大イングラム、警視庁からは“DJポリス”も
「ニコニコ超会議2015」の追加企画として「超プロレスリング」が発表された。大相撲と並んで会場を熱くする。
ドワンゴは3月25日、「ニコニコ超会議2015」(4月25〜26日、千葉・幕張メッセ)に現役プロレスラーが集う「超プロレスリング」、「機動警察パトレイバー」に登場する実物大「98式AV イングラム」の出展など、追加情報を発表した。
実際のリングを設置する「超プロレスリング」では、現役プロレスラーによる本気の試合はもちろん、アイドルや「ぐんまちゃん」などゆるキャラがリングに上がるドリームマッチ、人気ゲーム実況ユニット「M.S.S Project」とDDTプロレスレスラー軍団によるゲーム実況対決などを行う。
イケメンレスラーに床ドンや汗まみれハグをしてもらえるファンサービス企画は男女問わず参加可能だ。昨年に続く2度目となる「大相撲 超会議場所」と並び、格闘技で熱く幕張を盛り上げる。
発表後、「嫌だ! ワイン畑がいい!」と反対する夏野剛取締役の元に、人気レスラーの男色ディーノさんとボブ・サップさんが登場。“お仕置き”を受けた夏野取締役は、最終的には「……プロレス、いいと思います」とゴーサインを出していた。
全長10メートルの実物大イングラム
初となる「超ロボットエリア」には、「機動警察パトレイバー」に登場する「98式AV イングラム」の実物大(約10メートル)ロボットが鎮座。ただ展示するだけでなく動くシーンもありそう……? とのこと。ニコニコ技術部やドワンゴのエンジニアが開発したプログラムを搭載するロボット「Pepper」10台、ロボットになったような感覚で操作できるバトルロボット「MMSEBattroid」も展示。「技術力の低い人限定」というロボットコンテスト「ギガヘボコン」も開催する。
ネット視聴者が現地のユーザーや出演者に差し入れやアクションができる「あちらのお客様から」システムを複数のブースで導入し、ネットとリアルのつながりを一層強化する。「青鬼」など実況人気の高いホラーゲームを題材とした「ホラーゲームお化け屋敷」では一部の部屋を生放送し、ネット視聴者はおびえる現地の様子をながめながら、お化けと相談して怖がらせる側を体験できるという。
10万人超の来場に備える「超休憩所」は3000席
昨年2日間で10万人以上を動員した経験を踏まえ、中央のイベントホールは「超休憩所」「超フードコート」として全面開放。従来の休憩スペースの9倍という約3000席の規模で食事や休憩スペースを提供する。パワーアップした空間を活用すべく、焼肉などのおいしそうな匂いを無料で“提供”する「におい亭 クンカクンカ」を会場に複数設置し、来場者をフードコートへ誘い出す。
日本航空(JAL)の協賛のもと、アリーナと客席部分を結ぶ「超階段」は空港で使われているものと同型のステップカーが担う。ファーストクラスシート経験、客室乗務員によるおもてなし体験、実際のシミュレーターを使ったパイロットによるフライト体験指導なども行う。
出展企業・団体は全69社に拡大し、警視庁も初出展。サッカー日本代表のサポーターによる渋谷の混雑と混乱を話術で巧みに誘導した“DJポリス”も登場予定とのことだ。
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